本日2月28日、2020年開催の東京オリンピックマスコットキャラの結果発表が行われました。
「未来ロボット型」のア案に決定した。全国にある小学校約28万クラス中、20万クラスが投票した「全国小学生総選挙」(22日締め切り)により選ばれ、大会組織委員会が28日、開票結果を発表。得票数は10万9041票だった。
参考 日刊スポーツ

名前も7月22日に発表されましたね。左が『ミライトワ』で右が『ソメイティ』。


ちなみに他の案の得票数は…『イ案』は61,423票。『ウ案』は35,291票という結果でした。

採用された『ア案』の作者は福岡県のキャラクターデザイナーの谷口亮さん(43歳)です。博多警察署・防犯協会の『いかのおすし』のキャラクターイラストも作成しています。
オリンピックのマスコットキャラは大会を盛り上げたり、グッズや色々な場面で目にします。先ほど終了した平昌オリンピックの表彰式でも『ぬいぐるみ』で選手に渡されていました。
▼平昌オリンピックのマスコットキャラ『スホラン』が選手に贈られる記事はコチラ。

そんな中で『おいおい、これは無いでしょ?』というような、ツッコミしたくなるようなキャラがいないか、過去のオリンピックマスコットから探してみようと思います。

謎すぎるスキーヤー『シュス』!1968年オリンピックマスコットとして初降臨!
初めてオリンピックマスコットとして登場したのは1968年フランス『グルノーブル冬季オリンピック』だそうです。ちなみに非公式です。
彼の名は『シュス』
謎過ぎるスキーヤーのマスコットです。人と断言してイイのか悩みますね。赤ら顔でオデコに五輪マークが入っています。

真っ黒すぎて判別不能…1976年モントリール『アミク』!
画像参照 http://whitecatsironeko.blog.fc2.com
コチラは1976年カナダ『モントリオール大会』のマスコットです。
ビーバーの『アミク』
カナダの代表的な生き物ビーバーさんですが…あまりにも黒すぎ。きっと本物のビーバーだってこんなに黒一色では無いはず…。


きっとグッズ等は売れなかったでしょうね。ビーバーさんが気の毒にすら思えてきました…。
犬?…1992年バルセロナオリンピック『コビー』
画像参照 http://whitecatsironeko.blog.fc2.com
まず『犬』と判別しにくいのはナゼなのでしょう?『リス?』と思って見たら『ピレネー山脈の犬が人間の姿になった』という設定のマスコットキャラと知って更に驚きでした。
犬に見えない犬の『コビー』!
『コビーの冒険』というテレビアニメで世界各国で放送。日本ではNHK総合で1992年の4月~7月末まで平日夕方の10分間に放送されていたようです。
見覚えのある方もいらっしゃるのでは?私は全く覚えていませんでした…。
なぜコレを選んだ?1996年アトランタオリンピック『イジィー』
画像参照 http://whitecatsironeko.blog.fc2.com
イジィーは『たいまつの精』、『IT機械』とも言われています。最初に登場した際も全世界がザワついて凍りついたようです。私も思いました…。
どうしたいのよ『イジィー』
その後もデザインの微調整を重ねたオリンピック史上でも稀なマスコットキャラと言えます。発表後も迷走したのが分かりますね。

なんとなくフィギュアの後ろ姿を見ると『Dr.スランプアラレちゃん』のニコちゃん大王の姿を、遥か遠くで思い出してしまうのは私だけなのかな。
画像参照 価格.comホビー

体中に五輪の輪っかをハメ込んでコテコテなオリンピック感を出しています。もっと他にも図案があった筈でしょうに、なぜコレが選ばれたのか…?

歯?…なに?2006年トリノ『ネーベとグリッツ』
2006年イタリア冬季オリンピックのマスコットキャラです。
左の赤い『ネーベ』は調和とエレガントな動きを。右の青い『グリッツ』はアスリートの力強さを表現しているそうです。…ただ、ただ笑ってます。
でもね…私には2人が『歯』にしか見えないのよ!


2020年の東京オリンピックのマスコットキャラに選ばれた『ミライトワ』と『ソメイティ』も今後どのように成長するのでしょうか?
まだ2年ほどありますが、メディアに登場している姿を見ていると楽しみになりますね。