平昌オリンピックで日本のメダルラッシュが続くと、表彰式の光景も感慨深く見てしまいます。
昼も夜も腰痛になるくらい見続けているので、私の引きこもり度もハンパないです。

競技直後にメダルを授賞した選手にセレモニーがありますが、その時に『ぬいぐるみ』が手渡されていますね。
▼平昌オリンピックのマスコットキャラの『スホラン』に関する記事はコチラ。

▼通常の『スホラン』と『バンダビ』の姿はこのような感じですが…
▼メダリストに贈られるバージョンはこのような帽子を被っています。
明らかに通常の『スホラン』とはバージョンUPした形状なのがお分かりですね。

な~んにも気にせずに見ていたのですが「やっぱりメダリストだから意味あるの?」と思って調べてみることに。そしてなんでメダルを競技直後に渡さないかモヤモヤ…。

そんな今だけの平昌オリンピックの雑学記事にお付き合いください。
平昌オリンピックのメダリストが貰う『スホラン』が被っている帽子には意味があった!
平昌オリンピックのメダリストが表彰台の上で抱いている『スホラン』。よ〜く見るといつもの『スホラン』とは違ってカラフルな帽子を被っています。
この帽子の意味は朝鮮時代に遡ります。
王朝最多9回の科挙試験(国家試験)に1位合格した栗谷・李珥の御賜花(読み:オサファ)に王様が授けた帽子をモチーフにしています。


王様が授けた帽子を被っている『スホラン』はきっと有難いお人形なんです。パラリンピックではツキノワグマの『バンダビ』が渡されます。


平昌オリンピックでは競技場でセレモニーのあと別会場でメダル授賞式を行います。
平昌オリンピックでは競技直後にその場でメダリストの発表と授賞品の贈呈セレモニーを行います。平昌ではメダルを受賞した選手の紹介や記念品(ぬいぐるみ)の贈呈をします。
贈呈式は『ベニューセレモニー』と呼ばれます。
その後や翌日に平昌オリンピックプラザ内のメダルプラザにて、メダル授賞式を行っています。
メダル授賞式は『ビクトリーセレモニー』と呼ばれます。

平昌だけではなく、最近はこのように別会場での授賞式が主流になっています。
どうして別々にするかと言うとオリンピック開催中は色々と問題があるからです。
- 競技直後にメダル授賞式を行うには、国旗や国歌の準備に時間がかかる。
- 屋外競技だとメダル管理が心配…など。

でも選手は2回表彰された気分になるので嬉しいかも知れません。日本人の更なる活躍とより多く表彰台にあがってくれる光景を見たいです。

▲残り少ない平昌オリンピックですが24日(土)の女子マススタートに絶好調の高木美帆選手が出場予定ですので応援しましょう!