天ぷらをすると大量に油を消費します。何度か繰り返し油を使用するご家庭もあれば、その度に油を捨てるご家庭もいらっしゃるでしょう。
ちなみに我が家は夫と二人家族なので、小さなフライパンに少量の油で揚げています。なので毎回油は捨てています。


その使用済みの食用油の処理方法をひとり暮らしの時は随分と悩んでいました。油を新聞紙に吸わせたり、要らない古着に吸わせたりして捨てていました。
が、新聞紙の紙が昔のような吸水性がないので油を弾く…。ゴミ箱までポトポトと油を落とすので結局は床を掃除するという手間が増えました。
そして古着も拭き取ったり染み込ませるのに不便なので、ハサミで小さく切っていました。結局それも面倒になりました。
やっぱり廃油を片付けるには一番お手軽な方法はやっぱりアレですね。
揚げ物が終わったらそのまま【固まるテンプル】などの処理剤を振り入れちゃう!
私の中では天ぷらなどの廃油の処理には、処理剤での対処法が一番ラクチンだと辿り着きました。それまではずっと…

と、ドケチ根性でいたのですが、あるとき粗品で頂いて使ってみたら

と改心するようになりました。


油の処理剤…ホームセンターやドラッグストアのプライベートブランドなら安くてお買い得!
『テンプルテンプル♪固めるテンプル♪』のCMソングでお馴染みの王道固めるテンプルはやっぱりお値段もしっかりしています。
18g×10包入1箱で約325円ぐらいでしょうか。それが普通なんでしょうね。私がケチなだけでして…。
1包で600mlをガッチリ固めてくれます。600mlもの大量な油を使うことは我が家では無いので、使い残ったら1包みを輪ゴムで閉じています。
ホームセンターなどですと同じような商品がプライベートブランドとして並んでいます。例えばコチラはDCMブランドの商品。
【油固めてポン】は同じく18g×10包入1箱で213円(税込)。
固めるテンプルと同じく天然系油脂成分で作られているので安心かな〜と。なので私はお財布にも優しい【油固めてポン】を使用しています。
他にもドラッグストアやスーパーでも安価な油処理剤を販売しているお店が多いです。だいたい10包入198円(税抜)が相場です。
陳列場所がどこなのか、毎回迷うのですが食器洗剤売場だったり、フライパンの陳列棚で見かける時もあります。統一して欲しい…。
私はまだ見ていませんが100均でも油の処理剤が販売されているようです。何でも売っていますね〜。
食用油の処理剤【固めるテンプル】の使い方は簡単!
油の処理剤の代表格でもある固めるテンプルを元に使い方をご説明します。他の類似商品も使い方は同じです。裏のパッケージを見れば丸々わかるんですけどね…。
私のアレンジも加えた使用方法はコチラです。
- 揚げ物が終わったら火を消して油にテンプルを適量入れる。
- 白いツブツブが溶けるようにかき混ぜる。
- そのまま冷めるまで放置するのですが、私は油の臭いがイヤなので蓋をします。
- 通常1時間程度で固まります(蓋をすると更に長いかも)。
- フライ返し(100均のゴムベラを使うと便利)で剥がして燃えるゴミで捨てる。
100均のゴムベラを使った方が柔軟性があるので、少ない油の際もフライパンのカーブに沿ってペロッと剥がしてくれます。
油やテンプルの量に最初は戸惑うかも知れませんが、最終的には『慣れと勘』になりました。

と、フリフリ入れて混ぜ混ぜ。最初はテンプルを入れ過ぎてガッチガチになりすぎた時もありましたし、少なすぎて緩かった時もありました。何度か使って学習ですね。
油料理の回数にもよりますが、1本で1ヶ月とか余裕で持ちますねウチだと。
温度が低すぎて全然固まらなかったこともありました。そんな時は再加熱すればまた固まるので安心を。
あとは使用上の注意点やお子さまが誤って口にしないように、保管場所などに気をつけるようにしましょう。
ちなみに固めるテンプルを検証している動画もあったので用意しました。
この動画…使用しているお鍋が深くて固まった後の捨て方に失敗しています(悲)。固いゼラチン質な状態でほぼ合ってんですけど、割り箸でボトボト落として残念です。


流れとしてはこんな感じですので参考のために動画を貼っておきます。
本日の雑学のまとめ
では本日の【天ぷら油(揚げ油)の簡単な処理方法(捨て方)を紹介!処理剤で固めて捨てればラク!】についてのまとめです。
- 天ぷら油などを捨てる時は固める処理剤を使うのが一番カンタン。
- 【固めるテンプル】が有名ですが同じタイプで安価な商品がドラッグストアやホームセンターにも売っています。
- 油の処理剤の使い方はとても簡単。必ず火を消してから使いましょう。
- 充分に冷めて固まったら紙袋かビニール袋に入れて燃えるゴミに出しましょう。
二人家族ですが10包入1箱をだいたい1年間使ってます。コスパ最高です。揚げ物の回数も少ないですし揚げ油の量も少ないので、必然的に処理剤の量も少ないです。
1回の調理のたびに使う量もコストも考えるとほんの数十円ぐらいの筈です。で、片付ける時間や手間を考えたらラクなので愛用しています。