夏真っ盛りですが我が家の子猫が夏バテに突入しました。生まれて初めての夏なので、きっと何がどうしてこんなに暑いのか、サッパリ理解してない様子です。

トラちゃんは特に暑がりな様子で食欲も落ちています。食いしん坊なのに大好きなカリカリのフードもあまり口にしなくなりました。

そんなトラちゃんの為に秘策を考えてみました。我が家の子猫には好評だったので、夏バテの猫ちゃんで困っている方はウチの緊急レシピを試してみてはいかがですか?
猫用パウチや缶詰を愛用のフードに加えてみる!
猫ちゃんはデリケートな動物ですので、食べ慣れたご飯が変わると受け付けない事があります。ウチの2匹も決まったフードを朝晩食べています。ちなみ食べているのはコチラの2種類を半分ずつ混ぜています。
夏バテなので、そのフードに缶詰を入れている写真ですが詳しくは中盤でご説明しますね。ちなみに左のクマはお湯でふやかす派。右のトラはそのままカリカリ派。子猫でもこだわりがあります…。
▼我が家ではコチラの子猫用の総合栄養食と
▼コチラの毛玉ケアを半分ずつ混ぜて与えています。
毛玉ケアの効果は実際よく分からないのですが、排泄物と一緒に毛繕いのたびにナメている毛が出ているとイイな〜と期待をこめて食べさせています。
実際はゆ〜っくり時間をかけて1日で食べきるような感じですけどね。犬と違ってそういう食べ方をするなんて知らずに…

と、焦りましたからね。今はこの季節なので夏バテの心配でヤキモキしています。
ウチの子猫が夏バテの時にモリモリ食べた3選はコレ!
夏バテの子猫達を見ながら「どうしたら食欲が増すんだろう…」と悶々としながらホームセンターの品揃えを眺めていました。どれか好みのものを…。猫用パウチやウェットフード、猫用缶詰を購入。
その中でウチの子猫10ヶ月が夏バテでも喜んで食べる3品をご紹介します!まぁ、ウチの子猫の舌に合うだけかもしれませんが…もし悩んでいる方がいればお試し下さい!
やっぱり夏バテでも猫用パウチがあればガッツリ食べられる!
1位はウチの子猫にはとても人気の【あの品】ですが、たま〜に出す品なので夏バテの時に出すと破壊力があるのか、とても喜んでバクバク食べてくれました。
カルカン パウチ 12か月までの子ねこ用 しらす入りまぐろ
カルカンパウチシリーズは2匹とも大好きです!開封してフードに混ぜている段階で甘えた声で鳴いています。香りが良いのかしら?
我が家ではパウチだけで与えるとウンチが緩くなるので、1食につき1/4ずつ与えています。2匹で1日分を1袋消費する感じです。味も多種類あるので、飽きないように色々と交互に出してあげれば猫ちゃんも喜びます。
猫用パウチに飽きたら王道の缶詰も用意しましょう!
猫用パウチの交互も限界かな…って時は缶詰があります!
コチラは子猫ちゃんによってお好みがあるのでは?ウチの猫は【しっとりとした水分たっぷりタイプ】が好きです。コチラの商品はウェット感が強くて気に入って食べていました。
缶詰はフレーク状やジェル状など色んなタイプがあります。我が家の子猫が好むのはパウチに似たジェル状がお好みです。フレークは夏場は乾燥しちゃいますからね。
子猫の救世主!茹でたササミや鶏そぼろがお気に入り!
コチラは特にクマがお気に入りでした。素材は、鶏ささみ又は鶏ムネ肉の挽き肉を用意してください。冷凍保存もできますよ。
- お鍋にお湯を沸かす。
- 鶏ササミ(又は鶏ムネ肉のミンチ)を入れる。
- お箸でほぐしながらしっかりと火を通す。
- 冷めたら子猫が食べやすい大きさにほぐす。
- お好みのフードにトッピングする。
- 残ったお肉はジップロックなどの袋に入れて冷凍保存する。
- 再び使う時は自然解凍かレンジ少し温めればOK。
茹で汁をフードにかければ栄養UPにもなります。クマは喜びましたが、トラちゃんはカリカリの食感が無くなって少し嫌がったかな…。
以上の3つのローテーションで食欲減退を抑えています。水を飲んでくれていますし、元気もあるので体調は良さそうです。
夏の猫にご飯を与える時の注意点…暑いから傷まないように!
夏ならではの注意点も…。夏場は気温も高く食品が傷むのも心配です。腐敗したり傷んで体調を崩したりしないように、ご飯の管理もしてあげましょう。
あまり長時間放置すると猫ちゃんが知らずに食べてお腹を壊します。せっかく食べれるようになっても、体調を崩してしまっては本末転倒ですからね。
特殊かも?夏バテになるとフードをお湯でふやかして食べる子猫!
子猫のクマは暑い日の朝、カリカリフードを突如食べなくなりました。まぁ、いつもの気まぐれだな…と思って放っておいたのですが、晩も翌朝も食べない…。

そう思ってネットで調べると『夏バテでは?』と猫あるあるな記事を発見!早速、先ほど挙げましたパウチなどをカリカリフードに混ぜてあげましたが…

と、頑に前足でマットをカリカリ。じゃあ、パウチだけなら食べる?と思ってパウチオンリーで出してみると…

と、デジャヴのように前足でマットをガリガリ。あなたは絶食中なのですか?何かの宗教に目覚めたのですか?でもお皿に近寄って臭いを嗅ぐから食べるつもりはあるのね。
夏バテ解消の猫ご飯のヒントは愛犬のドックフードでした。
ふと背後を見ると愛犬がブヨブヨにふやかしたドックフードを食べていました。一見リゾット風ですけどね…。
愛犬はカリカリに飽きるとお湯でふやかしたフードに、粉ミルクをかけた特製ごはんが好きです。愛犬も偏食気味な子だったのとクマがとても似た性格だったので

と、ひらめいてダメ元で実行したのが始まりでした。まさか本当に食べるとは!
子猫の夏バテに奇策!ふやかしフード簡単な作り方!
カリカリフードにたっぷりお湯をかけてふやかした状態です。お湯をかけて30分ほど放置します。たまに混ぜますが潰したりはしません。すると1.5倍ぐらいまで膨張するかな?


※猫の性質によって好みがあります。
しっかりと冷ましてから出してあげてください。ウチのクマはこのようにモリモリ食べてくれます。トッピング無しでも食べてくれますが、あったほうが喜びます。写真は缶詰を混ぜてあります。
室温管理や体調管理に気を付けて…。心配な時は動物病院へ行きましょう!
この猛暑ですと室温管理していても子猫の体温が上がりすぎて、体調が悪くなる場合もあります。猫の平均体温は約38〜39°です。子猫は更にもう少し高めです。人間だったら病的な体温ですね…。
それで毛皮までまとってるワケですから暑いに決まってますね。暑くてグッタリしていたり、口を開けて『ハッハッ』と激しく呼吸をしていたら要注意です!
ついに我が家はペット用ウェットティッシュを冷蔵庫で冷やして拭くようにしました。

クマは興味なかったのに、気持ちよさに目覚めたのかトラちゃんに割り込んで

と、言わんばかりに寝転んで催促するまでになりました。
普段から子猫ちゃんの異変に気付けるように観察しておきましょう。ウチのトラちゃんは暑がりなので『ハッハッ』と呼吸しやすいです。ですが、独りで勝手に走り回って遊ぶせいだとクマと話し合っています。


そして大人になった現在はひんやりアルミ猫鍋を購入したので活用しています。
ゲージ内に凍らせたペットボトルを入れたり、扇風機を当てたりして猫が快適に過ごせるようにしてあげましょう。青いハンカチの中に凍らせたペットボトルを包んであります。
もし、猫ちゃんに異常が現れたらすぐに動物病院に連れて行ってください。子猫は体力がありませんから、夏バテでも下痢や嘔吐ですぐに命に関わる場合があります。
本日の雑学のまとめ
では本日の【子猫が夏バテで食欲不振!我が家の猫用ご飯の緊急レシピと体調管理法】についてのまとめです。
- 夏バテで食欲が落ちてきたら水分補給も兼ねたメニューを考える!
- いつも食べているご飯+猫用パウチやウェット系のフードを加えるとgood!
- ウェット系だけを食べるとウンチが緩くなる場合があるので要注意!
- 栄養を考えてつつ猫ちゃんの好みの物を入れると喜んでくれる。
- カリカリフードを熱湯でふやかして食べてくれる子猫もいます。
- 夏場はご飯が傷む心配があるので長時間放置しないように管理しましょう。
- 子猫が快適に過ごせるように室内に冷凍ペットボトルを置くなど、涼しくさせる工夫をしましょう。
- 子猫の体温は39度よりやや高め。グッタリしていたり体調が悪そうだったら動物病院で見てもらってください。
- ペット用ウェットティッシュでクールダウンさせてあげるのも効果的。
私もはじめての子猫との暮らしに戸惑いつつ、夏を迎えています。『猫は夏に強い』と聞いていたのですが意外とバテやすいのかも知れませんね。
室内だからと言って油断していると蒸し暑くなる日もあるので、毎日の天気予報やその日の猫の健康状態にも気をつけながら猫との夏を楽しみたいですね。