暖かくなってくるとお米につく虫が気になってきます。米びつに入れていても蛾のようなモノが飛んでいたり、小さな虫が這っていたり…。


虫に影響されずに美味しくお米を食べるには、まずは保存が大事です!破棄しちゃうようなペットボトルと100均のアイテム1つあれば、お米を美味しく簡単に保存できますよ♪
狭い我が家には米びつなんてありませんが、ペットボトルが米びつ代わりになっています。お米もチマチマと5kgを購入しているので、この手法でやっています。
今回はダイソーで購入した【お米保存ペットボトルキャップ&ロート】を使ってペットボトルへの入れ方を写真付でご説明します。
ペットボトルに入れ替えて冷蔵保存が一番オススメ!
わざわざお店に売っているような保存容器を使わなくても、ペットボトルで充分なんです。炭酸飲料やお茶ですと香りがペットボトルに残ってしまいますので、
ミネラルウォーターの2Lペットボトルが最適!
しかもミネラルウォーターのペットボトルって2Lが主流ですから、お米も大量に詰められますからね。汚れたら使い捨ても可能ですし。しかも…
持ちやすくて冷蔵庫に収納しやすい!
かなりの優れものです。手順をご説明します。
- 飲み干したペットボトルをしっかりと乾燥させる。
- じょうご?ロート?(100均でも売っています)でお米を入れる。
- たまにトントン上下にボトルを落とすと隙間ができてお米が入れやすくなります。
- キッチリと上までお米を入れたら、キャップをして冷蔵庫に保存。
『じょうご』が無いとお米がうまくペットボトルに入れられないので、無い方はぜひ用意して下さい。私はダイソーで購入しました。
【写真解説】ダイソーお米保存ペットボトルキャップ&ロートが凄い!!
我が家に『じょうご』が無かったので『ダイソー』へ行きました。私の中では「まずは100均」という考えです。
そこで目にしたのは【お米保存ペットボトルキャップ&ロート】…。私が探していたモノそのものじゃないですか。迷わず購入しました。
まずはコチラがその商品になります。使用前の状態の計量カップとロートです。
では実際に使ってみましょう。他に用意したのはお米と空のペットボトル2Lです。
【レポ】実際にダイソーのお米保存ペットボトルキャップ&ロートを使ってみた!
【お米保存ペットボトルキャップ&ロート】を実際に使った時の写真です。
計量カップに注ぎ口があるのでラクラク入れられました。お米が飛び跳ねることがあるので、片手でロートのふちを囲った方が掃除の手間が省けるかも…。
たまにトントン上下にペットボトルを落として空間を無くしながらお米を入れましょう。
ロートをひっくり返すと今度は注ぎ口のようなキャップに早変わり!注ぎ口までお米が入ったらあとは冷蔵庫に保管するだけ。
このままロートと計量カップを被せておけば置き場所にも困らず一石二鳥ですね。
ペットボトルにお米を入れて冷蔵保存するメリット
ではペットボトルに入れてどう変化したのか、まとめますと…。
- 冷蔵保存することで虫がつかなくなった。
- 酸化しにくいので味が変わらない。
- ペットボトルに入ってコンパクトになった。
- お米の減り具合がよくわかる。
- 注ぎやすくお米を研ぐ作業が少しラク。
…というのが私の実感です。
もしデメリットを言うならばペットボトルに移し替える作業が面倒だという事です。これは何度やっても「今はまだ虫つかないかな…」なんてサボろうとしています。


コンパクトサイズの米びつも意外と通販で取り扱っていますね。置き場所や容量に合わせて決めてみてはいかがでしょうか?
お米に湧くあの虫の正体は?どこから湧いてくる?
ちなみにさり気なくいるアイツ…。存在感も無くいます。非常に不快なくらいに佇んでいます。そして勝手に人の米を不味くして住み着くアイツ…。
駆除したいです!
私たちの大事な主食であるお米を食い散らかす主犯格の名はコチラです。
このツートップらしいです。もっと多様多種かと思っていました。そしてどうやって侵入し湧いてくるのか?まずはノシメマダラメイガの特徴です。
- 生まれた幼虫はクリーム色の芋虫状態。
- ヌカを食べて成長し白い糸を紡いで蛹(サナギ)になります。
- この白い糸がお米にまとわりつきます。
- そして羽化して蛾になって飛び回ります。
- この蛾は小麦粉などにも卵を産むので注意が必要です。
- お米の袋を食いちぎって破るほどのパワーもあるようです。
- 購入したら保管場所にも注意が必要です。
- 密閉容器の掃除や手入れもコマメにしましょう。

姿形もイヤですが白い糸が一番気色悪いです…。更に小麦粉にまで被害が及んだら最悪ですから防がないと!続きましてコクゾウムシの特徴です。
- 名前のとおり象のような鼻が長く伸びています。
- 気持ち悪いことに米粒の中に卵を産みます。
- 数日で孵化して幼虫はそのお米を少しずつ食べて成長します。
- 成長すると卵の殻を破って米粒の中から出てきます。
- そしてお米を食い散らかして再び卵を産みます。
- このコクゾウムシは精米の熱でも死にません…なんという生命力!
精米の熱でも死ななきゃ、既に購入時にいる可能性もありますね…。

お米につく害虫は低温が苦手!お米を冷蔵庫に入れましょう!
気温が20℃を超えると虫は発生しやすいです。更に25℃を超えると動きも活発してきます。そのため、お米の管理も夏は余計に気をつける必要があります。
そして販売している袋には小さな空気穴が空いています。
この袋のまま使用している方もいらっしゃると思いますが(実際に私もそうです…)その状態ですと、虫が侵入する恐れもあります。
なので美味しく食べる為にも夏は移し替えて冷蔵庫に入れちゃいましょう。
本日の雑学のまとめ
- お米につく主な害虫は『ノシメマダラメイガ』と『コクゾウムシ』。
- お米を購入したらすぐにペットボトル入れ替えて冷蔵庫に移そう!
- 使用するペットボトルは無臭の飲料水のペットボトルがオススメ!
- 移し替える際はダイソーのロートが優秀なので、お持ちでない方は是非ともご参考に。
- しっかり乾燥させたペットボトルに移して冷蔵庫に保存!
この最初のひと手間でお米の味が長持ちします。ぜひお試しください。ただ、ペットボトルを大量に消費しますし場所をとります。それが難点ですが野菜室などに分散させればOKかと。